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【特集もくじ】 先端歯科医療

々進歩する歯科医療技術により、あらゆる症状に対して有効な治療が施せるようになってきました。しかしながら、それでも、自分の歯が一生不自由なく使えるに越したことはありません。歯科医療の将来に目を向けると、いかに自分の歯を残していくか、再利用できないかということが、医療技術革新の重要な要素のひとついえるでしょう。
号では、2つの先端歯科医療を紹介します。ひとつは、再生医療です。80歳で20 本の歯を残す「8020 運動」が提唱されるなど、国民のおよそ8 割が歯周病と言われる日本で、自分の歯を残していくためには、健康な歯茎と歯を支える骨の存在が不可欠です。従来の歯周外科治療とは異なり、歯周病により痩せてしまった歯茎や溶けてしまった骨を再生するという「歯周組織再生療法」について紹介します。
うひとつは、冷凍保存移植治療です。歯を失ってしまったところに、人工ではなく、自分自身の別の歯を移植するという治療です。CAS という高度な冷凍技術により、親知らずなどで抜歯した歯を長期間保存することが可能になり、保存していた歯を必要なときに解凍して移植治療ができるようになりました。自分自身の歯を移植することで、自然な噛み応え、歯触りが実現します。この2つの先端歯科医療が浸透することで、私たちの口腔ケアもまた一歩前進するに違いないでしょう。

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